ひとりごと

設定する


あ、取説のページではないんですが今日は「設定する」お話し。設定する、とは今回の場合は着地点、目標、目処、腹をくくる、言霊みたいなことを指してます。

お惣菜製造をスタートさせて、早いもので今年の4月で6年目となりました。ある時、なんとなく「今のうちに料理教室以外のこともやってみっか〜」「老婆になって料理教室やるのも大変だろしな〜」「でも自分に何ができるのかな〜」なんてぼんやり将来のことを考えてたら、知り合いの方がお料理、両親のために持ってきてくださらない?と声をかけてくださいました。「ああその手があったか。」と喜んで引き受け、そして安心してもらえるおかず、作りますね!と約束したのでした。振り返ってみると、これが設定だったのかなと。

初めの2−3ヶ月は自分の晩御飯を作ったものをお裾分けする感じで持って行ってたんですが、家族ではない人にご飯を毎回食べてもらう、しかも体を労わりたいっていう思いが強い方にお持ちするってなかなか責任の重いことやってるなと気づきまして(家族にも責任もたなあかんけど)、これは本腰据えてやらなあかんなとなりました。

さあそうなるとその設定はさらに明確になって、責任が芽生えるともうその人の健康ばかり気にかけるようになりました。すると夢中になってると案外重宝がってくださりさらに注文数を増やしたいと言ってもらえるようになりました。そこにコロナがやってきてお教室ができなくなったので、お惣菜作り、やってて良かった〜とあの時の自分に感謝して、ホッと胸を撫で下ろしつつ、お惣菜作りの様子をインスタグラムに載せていると今度は見ず知らずの方がご興味を持ってくださり今では毎回ご注文してくださるようになり、一つの事業として成り立つまでになりました。

言葉に出す、想像するって良いも悪いもその言葉の方向に人って矛先が向かうんですね。だから私は例えば思ってないことを周りに気を使ったりして口に出してたりするのは避けたいし、これ言うとちょっと理想高すぎるけど体が喜ぶやろからってことは口に出してみて、もしも体がくすぐったがってたらそれは今の私にはまだ背伸びのレベルなんやなと気づけるし、とにかく自分が発する言葉や考えって本当に気をつけるべきで、今の自分がここにあるのは自分の言葉、考えの蓄積ゆえと考えるならば、できるだけいい言葉と考えで満たしたいです。そして今後こうなってたらいいなをいっぱい想像して設定し、将来を信じたいです。