昨日は夏越の払え。一年の丁度半分が過ぎました。近所の神社さんで茅の輪をくぐらせていただき、無病息災を祈願しました。どうも蒸し蒸しと重い空気が漂っている京の日々です。歳時記は暮らしの中にうまく溶けこますことで、日々の生活にメリハリと普段の行いに何か大事な気づきを与えてくれるような気がします。京都にいると、歳時記を自然に取り込むことができて、自ずと神様に手を合わせて感謝したくなります。日々、感謝して暮らすことが、一番の幸福なのだと、歳時記が教えてくれているようです。
茅の輪を八の字に三回くぐらせていただいた後、願掛けをしたためたひと型を、焚き火の中に入れて燃やす儀式を。
お台所に残っていた白玉粉と、頂き物の甘納豆で、即席の水無月を。ところどころお豆さんが外れているのは、見逃してくださいm(_ _)m無病息災。みなさま、残り半年も、無事過ごせますように。