お料理教室 京都

台湾人御一行様


暑さ寒さも彼岸までという通りの、過ごしやすい季節になりましたね。中秋の名月の日に、素敵な御一行様がお越しになりました。台湾からお越しの方たちです。

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一番左のお方がジョイス先生。数々の御本を台湾で出版されている人気の料理研究家さんです。ジョイス先生は大変な親日家でいらして、以前、日本は代官山のお料理教室に通われていたことがありました。資料用にと代官山のTSUTAYAに立ち寄ったところ、私の料理本、京都おかず菜時記をお買い上げになり、HPで問い合わせをしてくださり、料理教室の一環としてこの度、私のお教室に生徒様と共にお越し下さったのです。私自身も、台湾が大好きで、台湾人の友人が台北にたくさんいます。なんだか、更に台湾が身近になった感じで、本当に嬉しい。

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お献立の内容は、手まり寿司、生麩の利久焼き、白和え、カレー丼、酢の物、萩蒸し、焼きしゃぶ、焼きなすの赤出汁。これを二日間に渡りお教えさせていただきました。皆様、ほんと日本食がお好きで、どちらかというとマニアック。なんでも美味しいと言って完食。これは、木の芽を叩いて香りをチェックしているところ。

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台湾にはないハーブに、興味津々。

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完成したものを写真に収めるお姿も、日本人も台湾人も同じ。

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お教えすることで、逆に学ぶことがたくさんあります。それがお料理教室をしていてありがたく感じることのうちの一つ。今回も台湾の方々にお教えして学ぶことがたくさんありました。

1)台湾では、生野菜を食べない。

必ず何かしら火を通して食べるんですって。且つ、体を冷やすものは、基本的には食べない。「かき氷だけは別ですけどね。」とジョイス先生。

2)お酢を使った料理は、台湾人は苦手。

特に男性は苦手だそうですが、その点は日本でも同じですね。

3)飲み水はいつも常温。

氷を入れて冷え冷えのお水を飲むことはないんだとか。これも体を冷やさないための気遣いなのでしょうか。

4)中秋の名月のには、焼肉を食べる。

昔、中秋の名月の日に焼肉を食べるCMが流れていて、その影響なんだとか。風流、とはまた違った、秋の過ごし方ですね。

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出来上がった皆様お手製の手まり寿司。蟹は本当に人気で、素材をお見せした瞬間、歓声が。

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「見て!買ってきたよ!」

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そうそう、初日にお使いになったお教室のお道具にご興味をお持ちになり、翌日はみんな、有次さんの紙袋を携えてお越しになりました!小型包丁、ささら、まな板、おろし金、片口ボウル、、、。みんなたくさん買ってご機嫌のこの笑顔です。わかります、私も海外に行ったら、これでもかっ!てほど抱えて日本に帰りますもの。重い重い荷物のことなんか、全く苦にならないですものね。

最後に、ジョイス先生のご紹介を。なんと、和食の本も出されているんですよ!

ブログ 教室や最近の料理など色々です。

http://blog.yam.com/jplaying

http://blog.yam.com/jplaying/category/3882394
和食お弁当

http://blog.yam.com/jplaying/article/80160051
和食の本

http://search.books.com.tw/exep/prod_search.php?key=郭靜黛%28Joyce%29&f=author
その他

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来年、台湾でお教室をさせていただくことになりました。今からワクワク。どんなお献立にしようかしら。中秋の名月のこの日、素敵な時間を台湾の皆様と過ごせました。来年も、是非。

この様子はインスタでも。