冬の金沢へ。
今回の旅の目的は美味しいものを食べて
ゆっくり温泉に浸かって、
只々一年間お疲れ様でしたと労いの旅。
歴々さんでお寿司。
鮨みつ川プロデュースのお店です。
炙りのさわら、のどぐろの手巻き、
ゆずの風味が効いた塩で頂く穴子…。
近江町市場は明日のお正月の買い物客で一杯。
旅の目的だった金沢の年末の風景が垣間見れました。
驚いたのが鏡餅が紅白!これが可愛くって。
きっと金沢の人のお宅の床の間やお玄関は
華やかなんでしょうね。
賞味期限が当日中の園八のあんころは必ずお宿で。
竹の皮に入ったあんころが380円。
金沢に来たら、これは必ず。
四十萬谷本舗のかぶら寿司はお正月用に。
いたるさんで晩御飯。
必ず飲む、天狗舞蔵出しミニタンク。
フレッシュで絶品です!
キトキト(こちらの言葉で新鮮なと言う意味)の
桶盛りのお造りから、五郎島金時の天婦羅、
加賀蓮根はわさび醤油、ぶりのカマはぬる燗で。
何を頼んでも本当に美味しい。
旅の〆は黒百合でおでん。
金沢名物の車麩はお出汁をよく含んでます。
これと萬歳楽でクイッと。
治部煮は時間がかかっても頼みたい一品。
治部煮の名前の由来は3つ。
1)豊臣秀吉の兵糧奉行だった岡部治部右衛門が
朝鮮から持ち込んだことに因んで呼ばれた。
2)材料を『じぶじぶ』と煎りつけるようにして
作ることから呼ばれた。
3)野生の鴨肉を使うことから、
フランス料理のジビエから変化した。
とはWikipediaから。
2)だと思ってたけど
3)だったらちょっと面白い。
鴨の旨みがお出汁に溶け込んでいて
周りの目なんて気にもせず、
ついお椀を持ち上げて飲み干したくなる。
まだまだ沢山おすすめはあるけれど
この辺にしてそろそろ京都に帰ります。
年越し蕎麦食べないと。