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季節の隙間に


お久しぶりです。すっかりブログを怠ってしまいました。鶏は3歩ほど歩くと何をしようとしてたか忘れると言いますが、私は3歩どころか、パソコンの蓋を開けただけで、ハテ、何のつもりでパソコンに向かってる?冷蔵庫開けただけで、何探そうとしてた?と。悔しくて冷気で顔を冷やして扉を閉めること数回。鶏以下です。

先日は久しぶりの東京教室でした。あー今回も幸せでした。以前からお越しになっている方、新規の方、年齢層も幅広く、職種も環境も様々。お教室の場がなかったら、きっと出会わないんだろうなって方も、料理が大好き、料理がうまくなりたいっていう志が同じであるだけで出会えるご縁もあるんですね。みなさんとても楽しそうに、少しの緊張感と高揚感を持ちながらひと時を大事に過ごしてくださっているようです。

 

豚肉の漬けです。3種の葉っぱを巻いてお召し上がりいただきました。こちらはお弁当にも最適なおかずです。
看護師さんは夜食に持って行くわと試食の際におっしゃってました。ニンニク効いてますから抜いてくださいね。患者様からご指摘受けそうwこれが一番簡単だったみたいで喜んでいただけました。

 

春はたけのこや山菜など、冬に閉じこもっていたものがむくむくと目を覚ますようにものすごい勢いで香り高い食材たちが出回り始めます。夏は太陽の恵をいっぱい浴びさせてもらってるそのお礼なのかもう追いつかないほどのスピードと生命力でトマトやなす、きゅうりが風船を膨らませたかのように見事にたわわに実をつけるので私たちもお料理するのがなんだか慌て気味ですよね。さて夏の旬も過ぎようとしています、処暑ですね。9月は秋が来るまでの隙間の季節、少しお料理もクールダウンといきましょうか。そんなこの季節にぴったりなおかずたちをお教室でご紹介します。端境期のこれからは乾物や保存食、知恵をうまく使って秋へとうまく繋げたいですね。

9月のお献立は京都、東京、京丹波町いずれも同じ内容です。

・生麩の炊き込みごはん
・合いまぜと焼きなすの冷かけ
・とり蓮根の甘辛絡め
・焼き葡萄と豚しゃぶの自家製ポン酢和え
・-9月の保存食-塩炒りきのこ とろろ豆腐のきのこあん(応用として)

 

 

 

どれも新米が出回るまでの間に上手く作れるようになりたいおかずばかりです。

お料理教室は美味しく作れるようになるための学びの場だけでなく、季節の恵をみなさんで触れて調理し、自然に感謝して頂く場です。私も日々お教えすることで学ばせて頂くことがたくさんです。数時間ではありますが、お料理して何かを得れる時のひとときは何事にも変え難い豊かなことです。皆様でこの素晴らしい空間を作り上げてくださっていることに心から感謝申し上げます。

9月のスケジュールはこちらです。

京都教室9、22、23、24、30

東京教室15、16、17

京丹波町教室10

詳しくは五感食楽のオンラインショップでチェックしてください。