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夏バテって何


田舎の家に行くと、近所の方が持ってきてくださる花々たちに、癒されてます。田舎から離れる際、京都市内に持って帰ってきてしばし美しさを楽しませてもらってます。お花屋さんで買うのと違って、地植えを切ってすぐのものってこんなにも生命力が違うのかって驚きます。なんか、元気すぎてちょっと引いてしまうくらいにw。そ、そんな宙を仰ぐ必要あります?ってくらいシャキピーンなんです。

 

もうすぐ7月です、京都は祇園祭です、待ってました。私の一番好きな季節。夏バテ?それはなんですか?ってほど私は夏バテを知らず。きっと、体と心が正直に求めているものを、素直に頂く。もうそれしか他原因が見つからないくらいに、欲しいものだけを摂取している日々。だから、すみません、こんな食のお仕事してますが、たまにコンビニでジャンクフードも買ったりしますし、味の濃いものも衝動的に食べたりもします。でも、これが体が求めているものなので仕方ありません。

 

そういう意味でいつも私がお献立を作る時に心がけていることが、その、素直に体が求めているものを作るということ。それらが、7月のお献立です。皆様も求めていてくださってたらいいのですが。一つ一つ、ご紹介させてくださいね。

卵豆腐。「優しい卵豆腐」と名づけたいくらい、一口舌の上におさじで滑らせるとなんかもう、本当に心の鎖が解けるくらいにふにゃふにゃに気持ちがほころびます。鎖ある人、手を挙げて。解きにきてください。オンラインはお家にある小さなパウンドの型とか、小さなタッパとか、牛乳パック200mlのとか、それこそ100均で買えます。

 

出ました、賀茂茄子!京丹波町の賀茂茄子、美味しいんですよ。なすもいろんな種類がありますよね。米なす、丸茄子、水茄子。賀茂茄子は、実がぎっしり詰まっていて、他のなすに比べて硬いと表現すべきなのか。でも、この子をきちんと下処理して、油を纏わせてからお出汁に浸すと、もう、もう、もう、賀茂茄子の虜になりますから。他の野菜、ズッキーニや万願寺もいいですね。夏野菜、ボンボン漬け込んでください。週に一度、お台所仕事頑張りましょうか。後の日は楽していいって決めたら、1週間乗り越えられそうじゃないですか。下処理の努力が、後の数日を豊かなものにしてくれます。その、ご提案をこのおかずで。

ハモ、食べたくないですか?私は食べたいです(きっぱり)。だって祇園祭ですから、鱧祭りですから。ハモはひとかじりくらいで良くて、後は夏野菜やよもぎ麩など、天だしに合いそうなものをチョイスして。これも天だしをたっぷり目に作っておいて、ストックしておくと、夏野菜にぶっかけたりして楽しめますものね。キリキリに冷やすのが好みやなー。ぶっかけるってもうちょっとお上品な言葉ないものかって考えましたけど、見つからないんですよ。ペットボトルにでもストックして冷やしておいて、ジョバー、ドバーッてぶっかけて欲しいんです。夏の暑さを祓う様に。

まあ、私らしくない愛らしいスイーツ❤️いやいやこれ、白ワインにも合うんです。桃が冷蔵庫で冷え冷えになって、アナタの仕事の帰りを健気に待ってくれている桃。お盆のお下がりで作る桃。買ってもらえずお店のすみの方で静かに居てる桃で作れます。それには美味しい魔法をかけてあげること。

ひゃあ!祇園さんの紋に似ているきゅうりは7月、京都人にとって御法度では。。。。





あ、コヒラ食べます( ´ ▽ ` )ノ

そんなん言うてられないくらいきゅうりあるんで。食べない日ないくらい食べてるんで。酢の物、胡麻和え、どぼ漬け、あんかけ、サラダ、マリネ。。。きゅうりってないと困るくらいいろんなおかずに使えるじゃないですか。いや正直、きゅうり使う京都の人、いっぱいいますから。それをちょっと味付け捻ったタレと和えて、お魚をわさび漬けにして一緒に混ぜるレシピです。夏の暑い夜にこれとビール、最高です。

 

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新規の人も、喜んでお受けしてます。どうぞご参加ください。夏バテ知らずの体に。