オンラインレッスン

京都中華をご自宅で


わたしが幼い頃、中華といえば外食先で食べるものが当たり前でした。皆さん心当たりあります?お家で中華って食べてました?麻婆豆腐なんてお家で食べさせてもらえなかったし、レトルトが出たのってもう少し後。強いて言うなら、焼き飯くらいがせいぜい家で食べる中華だったな。朝炊いてお櫃に入れ替えておいた冷やご飯と、軒に吊るしてある玉ねぎ、ひき肉かベーコンの切れっ端、あとは野菜室にあるものを寄せ集めてザクザク切って炒めて、銀行さんでもらった景品のお皿に「あらよ」って雑におばあちゃんが盛り付けて夏休みのお昼ご飯に出してくれたっけ。雑だったなあ、実に雑。でも、ちゃんと完成された味だった。塩と胡椒だけなのに、ね。(ちゃんと褒めております。)家での中華ってそんなイメージ。わたしとしては、そんなノリで、京都中華をご自宅で作っていただきたいですし、もちろんそれくらい「あらよ」って家で簡単に作れるようになりたいものです。

9月のオンラインレッスンは秋の京都中華。サツマイモ、きのこ、栗をわんさか入れて実りをお祝いしませんか。大丈夫。あれこれ難しい調味料は使わないレシピにしてます。テーマはあらよ、ですからね。(え、そうなの?)但し、花椒はいずれ手に入れましょうか。そして、このスパイスは身近なものにしてもらいたいんです。今やスーパーやカルディなんかで300円くらいで手に入ります。胡椒と同じ頻度で使ってもらえるように、私もレシピたくさん考えますから。※今回のオンラインレッスンでは花椒は入ってますのでご安心ください。

トップの画像はマッシュルームの焼き飯。京都で焼き飯っていうと、パラリとしているんだけどどこかしっとりしてて、、、なんていうか、炊き込みご飯、かやくご飯みたいなんですよね。先日行った、新福菜館の名物の焼き飯なんて真っ黒で、どちらかというとべっちょり。でも、それがなんか、おだし文化の京都ではあたり前で通ってて、胃にストンと落ち着くんですよね。懐石や割烹も良いけれど、ちょっと京都観光に慣れてきたら、そういうお店に行ってみるのもまた違う京都が見れて面白いものです。

ああ!なんたるべっちょり感!(これも褒めてます)

というわけで、秋の京都中華、お申し込みお待ちしております。

オンラインレッスン調理キットお受け取り日)9月22(金)、23(土)、24(日)

※クロネコヤマトさんにて配達致します。

お申し込みはこちら