ひとりごと

豊かさとは?


八角蓮が突然芽吹き始めました。去年小さな鉢に一株入れてもらって、台風ですぐにポキリ折れてしまったのであまり縁がなかったんだろうかと嘆いてたのですが。今年はこの鉢では窮屈なくらい元気に育ってます。

今日は豊かさのお話し。近頃人とおしゃべりしてて、「は〜豊かよねえ」って口に出し合うことが多いなと気づいたためです。

パンデミックで「人生一度きり」という言葉がとても真実味を増して私の心に突き刺さります。生活スタイル、仕事の取り組み方、人との付き合い方も以前とは大きく変わりました。本当に必要か?と自分に問いかけてみて、うんこれは今後にとって大事、今会いたい!って体が求めてるか問いかけてから動くようになりました。感覚を信じる、体がすんなり動く、心が喜んでるはもちろん絶対条件で。な〜んとなくこれでいいかなとか、ま、こんな程度でええか。が少なくともなくなったかな。これが私にはとっても心地の良いことで、一つ一つの物事に真剣になれるし、そうなると自分に取り巻く全てのものが愛おしくて尊いのです。

人にとってそれぞれ豊かさ、贅沢って違いますが私にとってみたらなんなんやろう。幸せと感じるのってどういう時?って問いかけてみて整理をしてみました。そしたら案外、え、こんな程度なのねと思わず笑ってしまいました。恥を忍んで書いてみます。

・夫と母と3人で銭湯に行くこと。できれば空いていること。常連気取りの人がいないこと。
・3人でテレビ観ながら晩御飯。会話は特にいらない。
・お気に入りのお米と冷蔵庫の整理ができるおかずのみで大満足してること。
・その分ワインだけは探究心を持って色々買って飲みたい。
・少なくていいから一番お気に入りのものばかりが入ったクローゼット。
・好きな服なら毎日同じものを着たい。服を育てるのが好き。
・むしろ似たようなスタイルのものがあったら買い物失敗と捉えて反省し、一つでも減らして循環させる。
・人に褒めてもらうような服ではなくて自分が心地よいと思えるもの。
・靴もあれこれ持たずにいろんなスタイルに合う歩きやすいものを数着だけ。
・朝起きたらその時にパンかご飯か気分で選べる朝食
・めちゃくちゃ美味しくコーヒーが淹れれてそれをおはよう日本を観ながらボケーっと過ごす時間
・休日がいっぱいのスケジュール帳。2日働いて3日休むようにしている。
・予約しなくてもスッと入れる居酒屋。普通にちゃんと美味しい。(まだ見つけれてない)
・養鶏場で産みたての卵を買わせてもらえるひととき。それをお友達にお裾分けすること。
・あの地に行きたい!と心が動いたらさらっと旅に出れる余裕。

こんなものでした。
整理してみると高みを目指してるわけではなくて、当たり前のことを普通にちゃんとできるかどうかが私にとって豊かさのキーになってくるのかな。これ箇条書きに書いててもやっぱり心がワクワクするし、わあ〜好きやわ〜って感情が高まるのできっと私にとっての豊かさ、贅沢ってこれなんでしょうね。となるとですね、私の人生って無理する必要ないんやな、もっと私らしく生きようぜっていう結論に達するのですね。そしてなぜか心がスッキリします。豊かさの整理、ちょっとお勧めなんでよろしければしてみてください。